恥ずかしながら、私は流産を経験するまで、新型出生前診断(NIPT)を知りませんでした。
妊娠を望むプレママが集まる某コミュニティに参加した折、教えてもらいました。
新型出生前診断に対して色々な意見があるものの、私にとっては自分自身が変わる貴重な体験になったと思っています。
私の個人的見解、リアルな意見を綴っていきます。
広島の香月産婦人科を選んだ理由
新型出生前診断を検討した際、近所に実施している産婦人科がありませんでした。
探す範囲を電車で1時間以内で通える場所に広げたところ、複数のクリニックが見つかりました。
ウェブ上で検索して公式サイトを比較し、広島中央通り香月産婦人科を受診することに決めました。
こちらのクリニックの公式サイトは、女性医師の在籍が明記されている点が非常に好印象でした。
女性特有のデリケートな悩みは、男性に伝えにくいものです。
医師が女性であれば、同性の目線で何かと相談しやすいのではないかと思いました。
出生前診断を受けることについて親と夫では反応が違った
私は、31歳の時に流産を経験しました。
33歳の秋、妊娠成立に歓喜したものの再び流産するのではないかと不安が出てきました。
その時、某コミュニティで教えてもらった新型出生前診断が脳裏に浮かんだのです。
母親に相談したところ、猛反対されました。
「もしも子どもの異常が判った時には堕ろすのか」と問いただされ、私は検査を受けることに躊躇し始めました。
後日、自宅で新型出生前診断を話題にすると旦那は全く反対しませんでした。
私が納得し、安心できる形で出産を迎えられればよいのではないかと提案してくれました。
出生前診断を受けてよかった
検査を受け、私の大きな腹の中で赤ちゃんが元気に育っていることを実感できました。
第一子を妊娠・流産した時のように気持ちが激しく落ち込まず、出産日を迎えるまで自分らしく過ごせました。
検査結果と医師のアドバイスによって、精神的な負担が軽減され感謝しています。
検査の流れ
妊娠8週目頃、クリニックに問い合わせ、カウンセリングの予約を取りました。
11週目に入って初の受診、旦那と一緒に面談を受けました。
妊娠12週の時点から本格的にNIPTを始めています。
胎児の超音波検査が行われ異常はありませんでした。
妊娠16週に入った時、精神的に不安定な状態が続き、クリニックを受診しました。
医師のカウンセリングを受ける中、気持ちが和らぎました。
血液検査の結果は陰性でした。
「赤ちゃん元気ですよ」と告げられた際には、思わず涙がこぼれ落ちました。
それから数カ月後、無事に出産しました。
新型出生前診断(NIPT)検査を検討している方へのアドバイス
新型出生前診断は、妊娠中の不安を小さくする上で有用な手法だと思います。
私は、流産によって妊娠を考えることが苦痛でしたが前進する勇気を与えられました。
例え、赤ちゃんの異常が見つかったとしても、私が守るんだという決意を固められるのではないでしょうか。